日本で品質改善、品質評価に取り組むことの難しさ

日本企業が内部監査の品質改善に取り組むのには、独特の難しさがあります。

  • 内部監査の実務のあるべき姿が見えず、何をどう改善したらよいかわからない。
    • 日本では内部監査の標準実務が生まれにくく、企業独自の実務が発達。
    • 世界的な内部監査の標準実務は、日本では普及途上で、経験する機会も限定的。
  • 内部監査の品質評価の基本である『内部監査の品質評価マニュアル』は、世界で認められた優れたガイダンスであるが、読み進めるのが難しい。
    • 『内部監査の品質評価マニュアル』は、世界的な内部監査の標準実務を背景とする国際基準ベース。
    • 世界的な内部監査の標準実務は、日本では普及途上で、経験する機会も限定的。
  • 社長の内部監査への高い期待を得るには難しさがある。また品質改善の必要性が理解されにくい。
    • 生え抜きの社長が多く、他社のすぐれた内部監査を知る機会は限定的。
    • 内部監査の品質が低い場合は、 社長の内部監査への関心が低い場合がある。

これらの難しい環境の中で、品質改善、品質評価を進める際、身近な相談相手が必要と考えるのは自然なことです。

品質改善アドバイスサービス

  • ポイントを絞り、内部監査の品質改善の身近な相談相手の役割を務めさせていただきます。内部監査部門長や、部員の方々と膝を交え、どのようにしたらよいかディスカッションさせていただきます。
    ①内部監査の品質評価に当社はどう取り組むか。
    ②リスクベースの年間監査計画を当社はどう作成するか。
    ③リスクベースの個々の監査計画と内部監査報告書を当社はどう作成するか。
    ④その他のテーマ
    例えば:(外部評価を以前に受けフォローアップする場合)外部評価の改善状況や新しい課題について相談したい。
  • 企業ニーズをもとに、特別なサービスを提供することも可能です。

品質改善アドバイス詳細時間
①内部監査の品質評価・ 内部監査部門長と部員の方々と、内部監査の品質評価を活かしどのように品質改善を進めるかディスカッションします。2.5X1
半日
②リスクベースの年間監査計画の作成・内部監査部門長と部員の方々と、当社のリスクベースの年間監査計画(仮)をどのように作成するか、ディスカッションします。5.0X3
3日
③リスクベースの個々の監査計画と監査報告書の作成・内部監査部門長と部員の方々と、当社のリスクベースの個々の内部監査の計画(仮)と監査報告書(仮)をどのように作成するか、ディスカッションします。5.0X3
3日
④その他のテーマ
例、外部評価フォローアップ
・その他のテーマ:(外部評価を以前に受けフォローアップする場合)内部監査部門長や部員の方々と、外部評価の改善状況や課題について、ディスカッションします。5.0X2
2日

講師

講師は、日本の品質評価の第一人者である、内部監査品質評価ネットワーク代表の森田が務めます。
代表プロフィールはこちらをご参照ください。

専門サービスの申し込み、料金などの照会

専門サービスの申し込み、料金などの照会につきましては、お問い合わせフォームよりお願いいたします。

研修会場

研修会場は、人数に合わせ企業内の会議室やホールなどをご用意いただきます。プロジェクター、マイクなどの設備が必要です。